丁壬化木格(ていじんかぼくかく)
丁壬が合化し、淫匿の合、木に化して格を成す
命局に丁火と壬水の相合があり、寅卯月または亥卯未月に生まれ、支に木が旺、化神(木)が当令して得勢し、丁壬の合化が成功する。
格局の特徴
丁壬化木格の人は性格が多情敏感で、芸術的気質と創造力に富む。丁は陰火、壬は陽水、二者の相合は淫匿の合であり、その人が情感豊か・心思細膩であることを主ずる。芸術・文学・演芸・デザイン・心理相談など情感と創造力を要する業界に適している。性格は浪漫で多情、情感表現に長じる。人間関係では魅力があり異性縁が良いが、時に感情に流されて判断に影響を与えることもある。
成格条件
成格条件:1. 命局に丁壬の二字の相合がある;2. 寅卯月(木旺)または亥卯未月(合木局)に生まれる;3. 支に木局が成勢または水旺生木;4. 強い金が木気を克制せず、強い土が木気を耗散しない。破格条件:1. 命局に強い金(庚辛申酉)が化神を克制する;2. 強い土(戊己辰戌丑未)が木気を耗散する;3. 申酉月の金旺の時に生まれれば木化は難しい;4. 丁壬の相合が他の干支に阻隔される。
命例分析
例えば日主が丁火または壬水で、卯月に生まれ、支に寅卯辰が木局を会しまたは亥卯未合木局、天干に丁壬の相合があり、強い金の克制がない。丁壬化木はその人の才情富有・多情善感を主ずる。多くの芸術家・詩人にこの合がある。
女命・男命での読み方
女命:丁壬の合化が成ると、木の化神——柔軟で伸びる生命力——が気質の核になる。感受と発想に富み、人を育てる力が自然に備わる。結婚では相性の土台として干合そのものが縁の深さを示すが、化が破れる運では情が揺れやすい。 男命:成化した木の性質は、計画を静かに育てる持続力として現れる。組織の表舞台より、研究・教育・企画裏方で化神を活かす。破格では燥木となり、集中が空回りしやすい。
身強・身弱での変化
化神が春月に当令し、木気が清いほど格は高くなる。水が源として木を生じ、金が過剰に木を伐らない限り、成化は保たれる。 破化への道:乾燥した土が水を涸らし、あるいは強金が木を断てば化は崩れ、通常の身強身弱論へ戻る。歳運で金土が重なる年は、合同の純度を改めて見直す読み方。

