乙庚化金格(おつこうかきんかく)
乙庚が合化し、仁義の合、金に化して格を成す
命局に乙木と庚金の相合があり、申酉月または巳酉丑月に生まれ、支に金が旺、化神(金)が当令して得勢し、乙庚の合化が成功する。
格局の特徴
乙庚化金格の人は性格が剛毅の中に柔情があり、情と義を重んじる。乙は陰木、庚は陽金、二者の相合は仁義の合であり、その人が外剛内柔・義理を重んじ信用を守ることを主ずる。軍警・法律・金融・外科・機械など剛毅と精確を要する業界に適している。性格は果断だが人情味を失わず、英雄的気概がある。人間関係では義理と交情を重んじ、友人が多いが、剛直すぎて人を傷つけることもある。
成格条件
成格条件:1. 命局に乙庚の二字の相合がある;2. 申酉月(金旺)または巳酉丑月(合金局)に生まれる;3. 支に金局が成勢または土旺生金;4. 強い火が金気を克制せず、強い木が金気を耗散しない。破格条件:1. 命局に強い火(丙丁巳午)が化神を克制する;2. 強い木(甲乙寅卯)が金気を耗散する;3. 巳午月の火旺の時に生まれれば金化は難しい;4. 乙庚の相合が他の干支に阻隔される。
命例分析
例えば日主が乙木または庚金で、申月に生まれ、支に申酉戌が金局を会しまたは巳酉丑合金局、天干に乙庚の相合があり、強い火の克制がない。乙庚化金は仁義の合であり、その人の剛毅重義・信用守りを主ずる。
女命・男命での読み方
女命:乙庚の合化が成ると、金の化神——潔さと筋の通った美意識——が気質の核になる。仁義の合と呼ばれる通り、約束と礼節を重んじ、品のある強さを持つ。結婚では、誠実さを土台にした対等な関係を築く。 男命:化した金は、決断と規律の人格として現れる。法務・金融・製造・武道など、筋の通る世界で化神を活かす。破格では金が脆くなり、潔さが頑なさに変わる。
身強・身弱での変化
金が秋月に当令し、土が源として金を生じ、火が過剰に金を鍛えすぎなければ成化は清い。 破化の兆し:強火が金を熔かし、あるいは木が合同を破れば化は崩れる。歳運で火が重なる年は、潔さと頑固の境目に注意する読み方。

