争奪損耗あり、財理に慎むべし
凶煞
凶煞類
四柱全体、年支・日支より地支を照らす
比較的多い
劫煞は五行の絶地であり、争奪・損耗・劫難を主とし、凶神の一つである。命に劫煞を帯びる者は、一生に財物を奪われたり事業が阻まれたりする事が多く、特に財理と人間関係に注意が必要である。この星は競争・争奪を主とし、命局が身弱であれば、他人に欺かれ奪われやすい。身強であれば、競争はあっても最終的には勝利できる。劫煞が年柱に临むと、祖業が凋零したり、幼年期に家道中落したりすることを主とする。月柱に临むと、青年期に事業が多く阻まれ、小人に遭いやすい。日柱に临むと、夫婦が財物で争ったり、配偶者に劫奪の性があったりすることを主とする。時柱に临むと、子縁が薄く、晩年の財物は損失を防ぐ必要がある。劫煞は最も官殺の制伏や印星の化解を喜び、そうすると危機を安堵に転じることができる。劫煞が財星と同柱であれば、財星が劫われ、損財を主とする。官星と同柱であれば、官位が奪われ、仕途が不順を主とする。
劫煞は劫難破財・小人暗算を主とし、凶煞の星である。此星を帯びる者は一生、意外の損失・掠奪や詐欺に遭うことを防ぐべく、財物と事業で小人の算計を受けやすい。その人の性格にはやや冒険的・投機的な傾向があり、貪心や軽信によって損をしやすい。
年柱にあると、祖業に損があり、あるいは早年被家庭的変故を経験する。月柱にあると、青年期に財が破れ、事業が阻まれ、共同経営で欺かれることを防ぐべきである。日柱にあると、婚姻に波乱があり、配偶者が劫難に遭う可能性がある。時柱にあると、子女に難があり、晩年は財物の損失を防ぐべきである。天乙・天徳と同柱にあると、凶性の一部を化解できる。
劫煞者,五行之绝地也。命中带之,主争夺损耗,需谨慎提防。
— 『淵海子平』
申子辰劫煞在巳,巳酉丑劫煞在寅,寅午戌劫煞在亥,亥卯未劫煞在申。
年支または日支で地支を照らす。申子辰年生の者は巳を見、巳酉丑年生の者は寅を見、寅午戌年生の者は亥を見、亥卯未年生の者は申を見る。
劫煞は劫難損失を主とし、帯びる者は理財交友に慎重であり、投機的冒険を遠ざけ、貴人吉星に逢えばその凶性を化解できる。