月刃格(げつじんかく)
羊刃が権を握り、剛強果断で、四方を威震する
月令が日主の帝旺羊刃位である(例:甲日が卯月に生まれる、丙日が午月に生まれる)。日主が極めて旺で、官殺による刃の制御または食傷による秀の泄らしが必要。
格局の特徴
月刃格の人は性格が極めて剛強で、勇と謀があり、挑戦と危険に敢然と立ち向かう。極めて強い実行力と決断力を持ち、軍警・武職・外科医・運動選手・高危険性の業界に適している。性格に暴躁・衝動的な一面があり、一度怒ると収まりにくい。人間関係では義理を重んじ情に厚いが、意気用事的に人を傷つけることもある。
成格条件
成格条件:1. 日主が帝旺の月(羊刃月)に生まれる;2. 日主が極めて旺である;3. 七殺による刃の制御または食傷による秀の泄らしがある;4. 羊刃が刑衝を受けない。破格条件:1. 羊刃が衝を受ける(例:卯刃が酉に衝される);2. 日主が旺すぎて制化なし;3. 財星が弱すぎて身を耗せない;4. 羊刃が多現し、性格が暴戾で禍を招く。
命例分析
例えば乙木の日主が卯月に生まれ、卯は乙木の禄刃となり、日主が極めて旺である。辛金の七殺が身を制し、巳火の食神が秀を泄らせば月刃格が成る。多くの武将・運動選手・外科医は月刃格で、性格の剛毅果断を主ずる。
女命・男命での読み方
女命:月刃格の女性は、剛毅で行動力のある気迫を持つ。器用に立ち回るより、正面から押し切る強さで道を開く。結婚では、強さを脅威ではなく魅力として受け止める相手が合う。 男命:月刃の男性は、攻めの姿勢と実行力が人格の核。軍警・外科・スポーツ・起業など、刃を使う場で力を発揮する。官殺が刃を制すれば剛が権威に変わり、刃の鋭さが成就に変わる。
身強・身弱での変化
身強で官殺が刃を制すれば「刃を持つ権威」となり、最も良い読み方——果断さが結果に直結する。 身弱あるいは制がなければ、刃は鋭さを内に向けて消耗しやすい。歳運で財官が巡る年は、剣が鞘に収まる読み方へ切り替える。

