七殺格(しちさつかく)
殺星は猛威を振るい、制化が適切なれば大器を成す
月令が七殺の本気であり、天干に七殺が透出し、食神による制殺または印星による化殺が必要で、日主が剛強であれば駕御できる。
格局の特徴
七殺格の人は性格が剛烈で果断であり、極めて強い競争意識と冒険心を持つ。困難を恐れず、指導力と統率力があり、軍警・外科医・企業家などの高圧的な職業に適している。反逆的で衝動的な一面もあるが、それ故に開拓精神も持つ。人間関係は率直で覇気があり、敵を作りやすいが、忠誠な追随者も得やすい。
成格条件
成格条件:1. 七殺星が当令して透出する;2. 食神による制殺または印星による化殺がある;3. 日主が強旺で殺を担える;4. 財星が殺を助けすぎない。破格条件:1. 身弱で殺旺、制化なし;2. 食神による制殺が過ぎて反って気を泄らす;3. 財星が殺を生じ禍を招く;4. 官殺が混在して不明瞭。
命例分析
例えば甲木の日主が申月に生まれ、庚金の七殺が干に透出し、丙火の食神が殺を制するか、癸水の印星が殺を化すれば、七殺有制となる。明代の開国皇帝朱元璋(乾造:戊辰 壬戌 丁丑 丁未)は、月令戌中の戊土傷官、全局の気勢が土金に従い、殺重身強、遂に帝業を成す。
女命・男命での読み方
女命:七殺格の女性は、気迫と決断力を備えた強い存在感を持つ。逆境でこそ力を発揮し、管理・法務・医療など緊張を伴う専門職で輝く。結婚では、勢いを恐れず対等に向き合える相手が合う。 男命:七殺の男性は鍛えられて強くなる人格。困難を任務として引き受け、危機管理と執行力で立つ。食神が殺を制すれば剛が柔になり、印が殺を化すれば圧力が権威に変わる。
身強・身弱での変化
身強で食神か印が殺を制化すれば、七殺は「権威ある刃」となり、最も良い読み方になる。 身弱で殺が過旺なら、圧力が消耗に変わる——健康と無理な承諾に注意し、比劫印の歳運で体制を立て直す読み方が必要。

