潤下格(じゅんかかく)
水気が潤下し、聡明霊動で、勢いに乗る
壬癸水の日主が亥子月に生まれ、支に亥子丑が北方水局を会するか申子辰が三合水局となり、局中水気が極めて旺で、土の克制がない。
格局の特徴
潤下格の人は性格が聡明霊動で、適応力が極めて強く、勢いに乗るのが得意である。流水のように霊活多変で、貿易・航運・旅行・コンサルティング・メディア・外交など流動性と応変力を要する業界に適している。性格は機知に富み円滑で、社交が得意。人間関係では八面玲瓏、様々な関係を上手く処理するが、時に変わりやすすぎて定性に欠けることもある。
成格条件
成格条件:1. 壬癸水の日主;2. 亥子月に生まれ、支に水局を会する;3. 天干に壬癸または庚辛が水を生じて透出する;4. 戊己土が水気を克制しない。破格条件:1. 強い土が出現して水気を克制する;2. 木が旺すぎて水を泄らす;3. 火が多く水気を耗す;4. 水気が純でなく、雑気が混在する。
命例分析
例えば壬水の日主が子月に生まれ、支に亥子丑が北方水局を会し、天干に壬水が透出し、戊己土がない。潤下格の人は江河の水の如く、聡明機智・勢いに乗って大業を成すを主ずる。
女命・男命での読み方
女命:潤下格(水の純格)の女性は、静かに深く思考が流れる知性を持つ。感情を表に出さず、内に知恵の池を湛える。結婚では知的水準の一致を求め、浅い会話に空虛を覚えやすい。 男命:潤下の男性は柔軟な適応力と沈黙の洞察を併せ持つ。水は形を選ばず——環境に合わせて役割を変える戦略性がある。破格(土が水を濁す)では流れが澱み、優柔不断に傾く。
身強・身弱での変化
水が当令し、全局に木火土の勢いが強すぎないほど格は清い。金水がさらに源を添えれば、知性は深く流れ続ける。 破格の兆し:土が重くて水を塞ぎ、あるいは木火が水を涸らせば純格は崩れる。歳運で土が重なる年は、決断の澱みに注意する読み方。

