建禄格(けんろくかく)
月令に建禄あり、身強体健、自立自強
格局構成
月令が日主の臨官禄位である(例:甲日が寅月に生まれる)。天干に明らかな官殺や印星過旺が見えず、日主が禄気を得て強い。
格局の特徴
建禄格の人は性格が独立心が強く、自尊心が高く、他人に依存することを好まない。身体が健康で精力に満ち、創業精神と自主意識があり、個人経営・起業・肉体労働や独立した意思決定を要する仕事に適している。性格は剛直で、物事を最後までやり遂げる。人間関係ではへりくだらず、時に頑固すぎて人と協力しにくいこともある。
成格条件
成格条件:1. 日主が臨官禄位の月に生まれる;2. 日主が禄気を得て身強である;3. 財官食傷が配合する;4. 禄位に刑衝破害がない。破格条件:1. 禄位が衝を受ける(例:寅禄が申に衝される);2. 禄神が多すぎると貴でなくなる;3. 財官が弱すぎて配合なし;4. 禄位が空亡に落ちる。
命例分析
例えば甲木の日主が寅月に生まれ、寅中の甲木が日主の禄となり、日主が旺である。庚金の七殺が身を制し、戊土の財星が身を耗せば建禄格が成る。建禄格の人は多くが自力で成功し、自立自強の命である。
女命・男命での読み方
女命:建禄格の女性は、自立した足腰と実務力を持つ。誰かに頼るより、自分の専門で立つ生き方を選ぶ。結婚では経済観念がしっかりし、対等な共同経営のような関係を好む。 男命:建禄の男性は、自分の力で道を切り開く自立体質。組織に依存せず専門や事業で稼ぐ力が強い。財官が整えば、独立心がそのまま事業の成功に変わる。
身強・身弱での変化
建禄は身強の格——財官があれば「強い日主が財官を使う」最良の構えとなり、独立と成就が両立する。 財官がなければ強さが空転し、独りよがりに傾く。歳運で財官が巡る年は、力の投げ先を見つける読み方。

